泡盛辞典



泡盛の名称のおこり

泡盛のできるまで

古酒の作り方

泡盛の飲み方


 

泡盛の名称のおこり
300年余り前より名前が定着
でいごと海 琉球から将軍家へ献上された品物の目録をみ ると、正保元年(1644年)に「焼酒」となって いたが寛文11年(1671年)から泡盛酒と呼ばれ るようになったことがわかる。

元来沖縄では酒のことを「サキ」と呼んでい た。一説によると粟で「サキ」を造っていたか ら「粟盛」となり、これがあとに「泡盛」とな ったといわれる。

しかし、東恩納寛惇氏は「泡盛雑考」 の中で、泡盛という名称は原料が粟だったから というよりも泡の形状から出た名称であるとす る説の方が穏当のようだと述べている。その他 にも説があります。

泡盛と しみじみ生きる ありがたさ








 
泡盛のできるまで

1.原料米 2.麹
米 原料の南方硬質米はシャム(タイ国)から輸入 されたものです。

洗米:原料米を浸漬し洗米後は水分を切って蒸します。

麹 蒸した米を山盛(マジン)して40度内外の適温を保ち、 これに泡盛黒麹菌を散布して製麹にかかります。
麹は40時間〜50時間で熟成します。

モロミ:熟成した麹を仕込がめに水と酵母を加えて 発酵させます。

3.蒸留 4.貯蔵タンク
蒸留 発酵が終る頃モロミは熟成しますから沖縄独特の単式 蒸留機に入れて火熱を加え、蒸留します。 貯蔵タンク 蒸留した液体が泡盛で、タンクにいれて貯蔵し長期 保存によって品質の向上に努めます。
5.瓶詰 6.出荷
瓶詰 長期貯蔵による泡盛は瓶詰、壷詰等各容器につめられます。 出荷 倉庫で待機した製品は、港へ運ばれて、いよいよ全国の 皆様のお手もとに届けられます。






 
古酒の作り方
置けば置くほどまろやかに
 ソレラ(シェリー酒を古くするシステム)の1番下の樽(3 段につまれた樽があり順次下の樽へと移しかえる)はその ボデガ(酒造場)の創立の年の酒を意味し、その樽から取り 出される酒は、すなわちその年代の古さのもつ性格を持って いる。かくして古いボデガでは、100年または200年等の 酒を不断に、しかも極めて均一なる品質において供給でき るものである。もっともシェリーの普通品はソレラで3な いし5年を経た程度のものである。
 琉球の泡盛も小規模ではあるが、ちょうどこのソレラと 同じ方法で熟成し酒の古さを確保するやり方は、東西軌を 一にしていることに興味が深い。(世界の酒より)

泡盛  首里や那覇の旧家では南蛮壷を1番、2番、3番と3個 以上すえて、古酒がつめてあった。古酒、準古酒、新酒 と云う順序である。そして古酒を1合汲めば準古酒から補充 するというしきたりになっていた。旧家の主人は銭倉の鍵は 家扶にあずけても古酒倉の鍵はいつも自分で保管していたそうで、 それほど泡盛の古酒は貴重なものであった。
 戦前、首里の尚家には尚穆王時代の200年という古酒があった。 (壷中天地より)








 
泡盛の飲み方
  生でよし、割ってよし、カクテルベースにも

泡盛
ストレート

カラカラから猪口に注いで濃厚な芳醇さを味わうのに最適です。
オン・ザ・ロック

氷のカケラの上に泡盛を注いで芳醇さとヒンヤリとしたのど越しを楽しみます。
水割り

泡盛に水を注いで約20度くらいにすると泡盛の独特の 甘味を感じ最も一般的な飲み方です。
お湯割(燗酒)

お燗をするというより、お湯を泡盛に注いでいただきます。 泡盛は度数も高く全米製ですので、のびが効き(水っぽくならない) 秋の夜長、冬の夜を暖かく、ポカポカと楽しみます。
カクテル(趣味の飲み方)

ヤッチー(兄貴-頼り甲斐のある)
泡盛コップ4分の1 にシークァーサー2分の1を種のまましぼりソーダ(甘口の人はサイダー) を倍量そそいで、スプーンで軽くかきまぜる。

なんた浜(あわいエメラルドグリーンとさわやかな海辺の雰囲気が 楽しめる)
泡盛30mlに、カルピス10ml、水20ml、それにペパーミント 少量を加えシェカーでかきまぜる。